開講科目

必修科目

授業科目 授業内容
工学特別研究I〜IV 配属された研究室において、指導教員の指導の下、 研究を遂行し、修士論文を作成する。
工学特別演習I〜IV 電気電子工学のいずれかの専門研究分野に関連した内容の演習を行う。
工学の倫理と社会実践 工学における倫理感の向上と工学の社会実践のために必要な能力向上を目標とし、オムニバス形式でさまざまな側面から問題や課題に取り組み、グループディスカッションや発表を通して各学生の実践能力を高める。

選択科目

授業科目 授業内容
磁気物性工学特論磁性材料の基礎について、磁気特性とその測定方法について講義する。 講義を通して、 磁気異方性、磁歪、磁区構造、磁化過程、各種測定原理について理解を深める。
電気機器工学特論電気機器(変圧器・発電機・電動機等)の特性、パワーエレクトロニクス技術を用いた電気機器の制御、エネルギー変換について講義する。
電力エネルギー変換工学特論電力エネルギー変換の専門研究分野に関連した内容の講義を行う。
パワーエレクトロニクス特論有効無効電力の瞬時制御が可能な各種マルチレベル大電力変換器トポロジーならびに大電力変換器の高効率化と電磁障害を改善するための共振形電力変換器について講義する。
電力システム解析特論電力システムの解析プログラムで用いられる数値解析手法(線形・非線形方程式、疎行列、微分方程式など)について基礎と電力システムへの適用例を講義する。
プラズマ工学特論プラズマの基本的な特性(デバイ遮蔽・プラズマ振動等)、電磁場中での振舞い、プラズマ中の電磁波の伝播、プラズマの工学的応用について講義する。
相対論的電磁気学特論雷放電現象等の高速電磁気現象を記述するために必要な相対論的電磁気学について講義する。
薄膜材料工学特論先端科学技術領域において開発されている薄膜材料について、形成機構、作製方法および物性評価法について講義する。また、エレクトロニクス分野での応用についても講義する。
VLSIシステム設計特論本講義では、VLSIシステムの設計原理を学ぶため、CMOS回路の基礎,性能評価,論理設計、レイアウトルールとレイアウト設計、VLSI設計ツールについて講義する。
量子計算機工学特論量子効果を応用した量子計算機のハードウェアとソフトウェアの両者に関して、最新の研究動向を踏まえ、量子デバイスの物性から計算アルゴリズムまでの諸解説と輪講を行う。
有機エレクトロニクス材料工学特論機能性有機材料ならびにそれらを用いる有機エレクトロニクスデバイスに関して講義する。
電子物性工学特論材料は現代社会を支える最も基本的な要素である。本授業では物質の構造について結晶性材料の対称性、結合の種類、非晶質材料の特徴およびいくつかの構造モデルについて学ぶ。
真空工学特論半導体素子作製において重要な真空工学について、プロセスに近い部分を中心に講義する。
ディペンダブルシステム特論耐故障システムに関する技術を講義する。フォールトトレラント、フェールオペラティブ、およびフェールセーフの技術を理解し、信頼できるシステムの設計手法を学ぶ。
無線通信システム特論無線通信システムの要素技術である、デジタル変復調方式、マルチキャリア変調方式、スペクトル拡散方式、多元接続方式、無線伝搬環境などについて学ぶ。
医用電子工学特論医用電子工学とリハビリテーション工学分野で利用される機器について概説する。特に医用センサ、計測機器、治療機器に関する基本的な技術と最新の研究動向を交えて講義する。
画像処理工学特論画像処理及び画像の特徴を抽出するための画像解析について学ぶ。これらの原理と応用例について輪議を行う。
光デバイス計測工学特論フォトニック結晶における構造と光伝送特性の相関性について理解を深め、またフォトニック結晶技術を光伝送用のデバイスへの応用や光伝送の評価に関する講義をする。
情報通信論携帯電話、IP電話、VoLTE HD+で用いられている音声分析、音声符号化方式について、Z変換やフィルタなどのディジタル信号処理の基礎理論からLPC分析、CELP音声符号化などの要素技術まで説明するとともに、国際標準化方式の説明を行う。
現代制御特論線形ロバスト制御理論の基礎的知識、概念について学ぶ。ロバスト制御に関する文献を取り上げ、学習者が説明・解説を行い、議論を進める形で講義する。
非線形制御特論非線形システムの幾何学的性質(可制御性、可観測性など)および安定性に関連した諸概念、非線形システムに対する制御設計などに関する講義を行う。
特別講義 電気電子工学の各分野における学外の専門家が講義を行う。
インターンシップ 一般企業、行政機関、学校、各種団体等での現実の開発やプロジェクトへの参加を通して、社会人としての心構え、社会の仕組みや、仕事に対する取り組み方などの理解を含める。

以上の内容は令和5年度学生便覧に基づいています。