学科概要


高度ICT(情報通信技術)社会を支える最先端の技術を有し, 広く世界で活躍できる技術者・研究者を育てる

現代社会の様々な分野において,電気,電子,通信及びシステム工学の貢献する範囲は極めて広く, これらの学問分野から生まれた技術が今日の高度ICT技術社会の基盤を形成しています. さらに,電気,電子,通信およびシステム工学は社会の産業発展の推進的役割を担う学問分野であり, 常に新しい研究開発とそれを支える人材の育成が要請されています. これらの学問分野の教育・研究を担う本学科では,これらの社会的要請に応えるため, 電気電子工学に関する基礎的な知識から高度の専門知識を備え,幅広い視野と柔軟な適応能力を有し, 広く世界で活躍できる技術者・研究者を育成することを目指しています.

本学科は電磁エネルギー工学講座,電子物性工学講座,及び電子システム工学講座の3大講座で構成され, それぞれ次のような教育・研究を担っています. 電磁エネルギー工学講座:自然エネルギーを含む電気エネルギーの発生・変換・輸送・蓄積などの理論 及びこれらに関連した装置の開発技術の教育・研究を行います. 電子物性工学講座:エレクトロニクス装置,例えばコンピュータ等の作製の基礎となる半導体電子材料の基礎知識, 電子デバイスの作製技術,電子回路技術などの教育・研究を行います. 電子システム工学講座:情報化社会を支える通信工学,制御工学,計測工学, システム制御工学などの教育・研究を行います.

本学科では,JABEE(日本技術者教育認定機構)教育プログラムの認定審査を2006年11月に受審し, 2007年5月に認定されました.JABEE対応のカリキュラムに編成し,共通教育と専門教育の連携・充実を図り, 幅広い教養と豊かな知性を身につけさせ,バランスのとれた人間性を培うことに今後も努めていきます. また,専門科目においては,実験,演習,プログラミング等の実践的科目も重視することにより, 創造力豊かな高度電気電子技術者,研究者の養成にも努めています. さらに教育を受ける機会の多様化を図るために夜間主コースを設置して勤労者に対しても就学の道を開き, 社会人教育を実施しています.本学科は,電気主任技術者免状の認定校であり, また電気通信主任技術者試験の一部が在学中でも免除になる認定を受けています.

更に深く専門分野を研究し,より高度の知識や先端技術を身に付けるために, 大学院理工学研究科博士前期(修士)課程及び後期(博士)課程が設置されています。 近年,高度の専門技術者・研究者が求められていることから,ここ数年30%前後の卒業生が博士前期課程へ進学しています.

経済不況が続く中,就職状況は一般に厳しくなってきていますが, 本学科への求人企業は他方面にわたっており,就職の意志のある学生の内定率はほぼ100%を保っています.